総腸骨動脈・静脈(読み)そうちょうこつどうみゃく・じょうみゃく(その他表記)common iliac artery and vein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「総腸骨動脈・静脈」の意味・わかりやすい解説

総腸骨動脈・静脈
そうちょうこつどうみゃく・じょうみゃく
common iliac artery and vein

総腸骨動脈は,第4腰椎下端で腹大動脈から分れる左右1対の太い動脈で,骨盤腔および下肢血液を導く血管本幹である。大腰筋の内側に沿って下外方に下がり,仙腸関節の前で内腸骨動脈外腸骨動脈に分れる。一方,総腸骨静脈は,内および外腸骨静脈が合してできるもので,ほぼ総腸骨動脈に伴行し,第4腰椎の前で左右合流して下大静脈となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む