練ず(読み)レンズ

デジタル大辞泉 「練ず」の意味・読み・例文・類語

れん・ず【練ず】

[動サ変]なれて巧みである。熟練する。
「宮などの―・じ給へる人にて」〈藤袴

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「練ず」の意味・読み・例文・類語

れん‐・ず【練】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙 その道に精通して巧みである。熟練する。練達している。なれる。
    1. [初出の実例]「宮などのれんじ給へる人にて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)藤袴)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙 調練する。調教する。
    1. [初出の実例]「年来撫で飼ふ龍の駒、馬場の末にぞれんずなる」(出典:梁塵秘抄(1179頃)二)

練ずの補助注記

[ 一 ]は「恋ず」ととる説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む