縁台将棋(読み)エンダイショウギ

デジタル大辞泉 「縁台将棋」の意味・読み・例文・類語

えんだい‐しょうぎ〔‐シヤウギ〕【縁台将棋】

夏の夕涼みなどに縁台でする将棋。転じて、あまり上手でない将棋。

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精選版 日本国語大辞典 「縁台将棋」の意味・読み・例文・類語

えんだい‐しょうぎ‥シャウギ【縁台将棋】

  1. 〘 名詞 〙 縁台でする将棋。転じて、あまりじょうずでない将棋。
    1. [初出の実例]「卓のまはりに縁台将棋の彌次馬のやうな連中が、煙草やパイプを吹かしながら大ぜい立ってゐる」(出典:鏡子の家(1959)〈三島由紀夫〉二)

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世界大百科事典(旧版)内の縁台将棋の言及

【縁台】より

…江戸時代初めには京都などで早くも竹床几の既製品が売られている。涼みがてら,この上で将棋に興じることを縁台将棋というが,夏の庶民の家具として,昭和初期ごろまでさかんに使われた。【小泉 和子】。…

※「縁台将棋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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