連中(読み)レンジュウ

  • れんじゅう ‥ヂュウ
  • れんじゅう〔ヂユウ〕
  • れんちゅう

デジタル大辞泉の解説

れんちゅう(連中)1」に同じ。
音曲などの一座の人々。「長唄連中
《「れんぢゅう」とも》仲間である者たち。また、同じようなことをする者たちをひとまとめにしていう語。親しみ、あるいは軽蔑(けいべつ)を込めていう。「クラスの連中を誘ってみる」「こういう連中は度し難い」
れんじゅう(連中)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

歌舞伎用語。(1)俳優を後援する観劇団体。見連(けんれん),組,組見(くみけん)ともいう。上方では古くから手打連中というものがあり,顔見世のときには一座の俳優に進物を贈り,茶屋のには連中の印のある箱提灯をかけ,揃いの頭巾をかぶって奇妙な手を打った。なかでも享保から安永にかけて(18世紀),次々とできた大坂の〈笹瀬〉〈大手〉〈藤石〉〈花王(さくら)〉のいわゆる四連中が有名である。京都の〈笹木〉,名古屋の〈真蘇木(まそぎ)〉〈花岡〉〈大笹〉の三連中などはいずれも大坂の手打連の模倣であった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① つれ。仲間。くみの人々。ひとかたまりの人々。また、つれだつこと。仲間であること。仲間にすること。れんちゅう。
※鹿苑日録‐慶長四年(1599)九月三日「於如水連歌。〈略〉其席に昌叱・紹巴・彌二郎も連中故に、直に赴一安相逢」
※芋粥(1916)〈芥川龍之介〉「侍所にゐる連中(レンヂウ)は」
② 音曲その他演芸の一座。
※滑稽本・風来六部集(1780)放屁論後編「四国猿平と改名し屁撒芸の仲間へ入り、芋連中(レンヂウ)と参会して」
③ 芝居や音曲などの見物客で、特定のひいき仲間。
※咄本・千里の翅(1773)積もの「中村秀鶴、此たび出勤につき、れんぢうよりのつみものに」
〘名〙 =れんじゅう(連中)①〔和英語林集成初版)(1867)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

連中の関連情報