縄目の恥(読み)ナワメノハジ

デジタル大辞泉 「縄目の恥」の意味・読み・例文・類語

なわめ‐の‐はじ〔なはめ‐はぢ〕【縄目の恥】

捕らえられて縄をかけられる恥。「縄目の恥を受ける」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縄目の恥」の意味・読み・例文・類語

なわめ【縄目】 の 恥(はじ)

  1. 罪人として捕えられ、縄で縛られるという恥。捕縛される不面目(ふめんぼく)。また、そのような身の上境遇
    1. [初出の実例]「わだの一門九十三騎、平太がなわめのはぢをすすがんと」(出典:虎明本狂言・朝比奈(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android