普及版 字通 「縒」の読み・字形・画数・意味
縒
16画
[字訓] もつれる・よる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は差(さ)。差に「參差(しんし)」の声がある。〔説文〕十三上に「參縒(しんし)なり」とあり、参差として乱れもつれることをいう。色のそろわぬさま、色とりどりの意がある。わが国では、ねじり撚(よ)る意に用いる。糸にはより糸、紙にはこよりという。
[訓義]
1. みだれる、もつれる。
2. 色とりどり、あざやか。
3. わが国では、より糸、よる、ひねる、ねじる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕縒 イトヨル・カカマル・ヨル・アヤマル
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報