縦さ(読み)タタサ

デジタル大辞泉 「縦さ」の意味・読み・例文・類語

たた‐さ【縦さ】

たての方向。たて。たてさま。
「―にもかにも横さやっことそ」〈・四一三二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縦さ」の意味・読み・例文・類語

たた‐さ【縦さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接尾語 ) たての方向。たて。たてさま。たたし。
    1. [初出の実例]「多多佐(タタサ)にもかにも横さも奴とそ我はありける主の殿戸に」(出典万葉集(8C後)一八・四一三二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android