縫い入れる(読み)ぬいいれる

精選版 日本国語大辞典 「縫い入れる」の意味・読み・例文・類語

ぬい‐い・れるぬひ‥【縫入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ぬひい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 布などを綴じ合わせて中に物を入れる。
    1. [初出の実例]「反故(ほぐ)どものかびくさきを袋にぬひいれたる取りいでて奉る」(出典源氏物語(1001‐14頃)橋姫)
  3. 縫い取りを施す。刺繍(ししゅう)などをする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android