縫はる(読み)ヌワル

デジタル大辞泉 「縫はる」の意味・読み・例文・類語

ぬわ・る〔ぬはる〕【縫はる】

[動ラ下二]周りのものにまぎれるように隠れる。
「とあるくろかげに―・れ伏し」〈太平記・九〉

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精選版 日本国語大辞典 「縫はる」の意味・読み・例文・類語

ぬわ‐・るぬは‥【縫】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 周囲のものにまぎれるようにかくれる。
    1. [初出の実例]「草しげみ沢にぬはれて伏す鴫のいかによそだつ人の心ぞ」(出典:山家集(12C後)下)

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