精選版 日本国語大辞典 「置き初む」の意味・読み・例文・類語
おき‐そ・む【置初】
- [ 1 ] 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 露や霜がある物の上に生じ始める。
- [初出の実例]「もみぢ葉をみくらの山に初霜は朝戸あけてやおきそめつらん」(出典:散木奇歌集(1128頃)秋)
- [ 2 ] 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ある場所に位置させ始める。
- [初出の実例]「つゆならぬ心を花におきそめて風ふくごとに物おもひぞつく〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・五八九)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...