羅典神学校(読み)らてんしんがつこう

日本歴史地名大系 「羅典神学校」の解説

羅典神学校
らてんしんがつこう

[現在地名]長崎市南山手町

明治期に開設されたカトリックの神学校の跡。国指定重要文化財。大浦おおうら天主堂に隣接する。明治六年(一八七三)教禁令が廃されたことに伴いパリ外国宣教会のプチジャン司教はこれまでの司祭館屋根裏の秘密部屋にかわるカトリック神学校の設立を計画、同会のド・ロ神父が設計および工事指導にあたって同八年に完成。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む