羅縷(読み)らる

精選版 日本国語大辞典 「羅縷」の意味・読み・例文・類語

ら‐る【羅縷・縷】

  1. 〘 名詞 〙 こまごまとならべること。詳細に述べること。「羅縷するに遑(いとま)あらず」の形で慣用されることが多い。
    1. [初出の実例]「有限仏聖燈油、猶以犯用、況其外条々悪行不遑羅縷」(出典:高野山文書‐仁治二年(1241)七月日・金剛峯寺衆徒陳状案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「羅縷」の読み・字形・画数・意味

【羅縷】らる

こまごまと述べる。

字通「羅」の項目を見る

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