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羊群岩 ヨウグンガン

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デジタル大辞泉の解説

ようぐん‐がん〔ヤウグン‐〕【羊群岩】

基盤岩が氷河の浸食によって削られ、丸みを帯びた瘤(こぶ)状の小丘群。上流側の表面に擦痕(さっこん)がみられる。羊背岩(ようはいがん)。

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百科事典マイペディアの解説

羊群岩【ようぐんがん】

羊背岩とも。氷食によって基盤岩の岩角が削り去られ,その表面につくられた丸い背をした波状の凸部群。
→関連項目氷食

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大辞林 第三版の解説

ようぐんがん【羊群岩】

基盤岩が氷食で削られて丸みを帯びた瘤こぶ状突起群。表面には擦痕さつこんが刻まれ、上流側は研磨され、下流側は破断されて、氷河の流動方向を示す。氷食谷の谷底にみられ、羊が群がっているさまに似るのでこの名がある。羊背岩。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羊群岩
ようぐんがん

氷河の侵食によって、氷河の底に突出していた岩盤が削られてできた小丘。羊背(ようはい)岩、ロッシュ・ムトネroches moutonnes(フランス語)ともいう。上流側は氷河によってすり磨かれて丸みを帯び、下流側は凍結によって割れた岩石が岩盤からはぎ取られていくのでごつごつした形態を示す。上流側では表面に擦痕(さっこん)や条溝がみられる。カール底や氷食谷の底にみられ、とくに岩盤がほかに比べて硬い部分に発達しやすい。[小野有五]

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世界大百科事典内の羊群岩の言及

【浸食作用】より

…流域の降水量が同じとした場合は,氷食は河食に比べて強く働くので,氷食谷は深く幅広くU字形にうがたれる。氷河が消失した後の氷食谷底には,円磨された岩面が羊の背とも群れともみえる羊群岩roche moutonnéが露出する。洪積世氷期に氷床に覆われていたフェノスカンジアおよびローレンシアの楯状地では,氷床下で研磨された基盤岩の小起伏面すなわち氷食準平原が広がる。…

※「羊群岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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