美人傘(読み)びじんがさ

精選版 日本国語大辞典 「美人傘」の意味・読み・例文・類語

びじん‐がさ【美人傘】

  1. 〘 名詞 〙 明治末頃から流行し始めた深張りの婦人持ちのこうもり傘。握りがゴム張り、または蕨形が特色
    1. [初出の実例]「婦人持は、三四年来、令嬢形(一に美人傘(ビジンガサ))と称して」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む