ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「義倉米」の意味・わかりやすい解説
義倉米
ぎそうまい
yi-cang-mi; i-ts`ang-mi
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…北斉のとき,均田農民1人につき5斗を供出させ,州県に蓄えて非常時に備えたのが始まりで,のちに義倉・社倉と呼ばれるようになった(584)が,農民の餓死や逃亡を防ぐのが真のねらいであった。隋では社(村落)ごとに設置され義倉米は富に応じて徴収されることが法制化された。唐では農地1畝につき2升の義倉米を徴収し,商人など農地をもたぬ者から九等戸の別に従って5石から5斗まで納めさせた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」