普及版 字通 「羲」の読み・字形・画数・意味
羲
16画
[字訓] ぎせい
[説文解字]
[字形] 会意
羊+我+(こう)。〔説文〕五上に字を「兮(けい)に從ひ、義(ぎ)聲」とし、兮は語気を示す字であるから、「羲は气なり」と訓するが、羊は犠牲、我は鋸(のこぎり)の象形。犠牲の羊を我で截り、下に下体の足が垂れている形で、犧(犠)の初文。
[訓義]
1. ぎせい。
2. 〔説文〕に気とする。用例はない。
3. 伏羲。字はまた犧・戲(戯)に作る。
[声系]
〔説文〕に羲声として犧を収める。犧は羲の繁文。〔玉〕にまた曦を収め、日光をいう。
[熟語]
羲愛▶・羲和▶・羲娥▶・羲馭▶・羲景▶・羲爻▶・羲黄▶・羲皇▶・羲車▶・羲牲▶・羲農▶・羲陽▶・羲曜▶・羲輪▶
[下接語]
赫羲・朱羲・伏羲・羲・羲・霊羲
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報