羽中村(読み)はなかむら

日本歴史地名大系 「羽中村」の解説

羽中村
はなかむら

[現在地名]利根町羽中

中田切なかたぎり村の東南に所在。寛永期(一六二四―四四)には下総佐倉藩領であったが、のち天領・佐倉藩領・天領と変わり、上総一宮藩領となって幕末に至る。「各村旧高簿」にみえ明治元年(一八六八)の村高は一八四・五四一石。布川の琴平ふかわのことひら神社に奉納された、油搾りの様子を描いた文政一三年(一八三〇)絵馬には世話人として当村の喜右衛門の名がみえ、油搾業が盛んであったことがうかがわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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