羽交(読み)はがい

精選版 日本国語大辞典 「羽交」の意味・読み・例文・類語

は‐がい‥がひ【羽交】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥の左右の翼が打ちちがうところ。
    1. [初出の実例]「葦辺行く鴨の羽我比(はガヒ)に霜降りて寒き夕へは大和し思ほゆ」(出典万葉集(8C後)一・六四)
  3. 鳥のつばさ。はね。
    1. [初出の実例]「そのかたはがひなり共くれひ、はぼうきにせうに」(出典:虎明本狂言・雁礫(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む