日本歴史地名大系 「羽出浦」の解説 羽出浦はいでうら 大分県:南海部郡鶴見町羽出浦[現在地名]鶴見町羽出浦帆波(ほば)浦・鮪(しび)浦の東に位置。元禄郷帳・天保郷帳では中浦(なかうら)村の内に含まれたと思われ、元禄見稲簿では中浦村の内として羽出浦がみえ、無高。旧高旧領取調帳では高一四石余。享和三年(一八〇三)の郷村仮名付帳(佐伯藩政史料)では中浦村内で、地内に作網代(つくらじろ)・西野(にしの)・小倉(おくら)(小蔵)・大倉(おおくら)(大蔵)・敷場(しきば)・小谷(こだに)・八重石(やえいし)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報