羽子騎村(読み)はねきむら

日本歴史地名大系 「羽子騎村」の解説

羽子騎村
はねきむら

[現在地名]河内村羽子騎

新利根川左岸の堤防沿いの低地にあり、東は古河林こがばやし村、南は手栗てぐり村を経て源清田げんせいだ村。元禄郷帳に「幸谷村枝郷羽子崎新田村」二一二・八三石とあり、「新編常陸国誌」は「羽子崎新田、正保以後ノ新開ニテ、幸谷村接続ノ地ニテ、其枝郷タリ、上中下三坪ヲ有ス、(中略)後新田ノ称ヲ除キ、羽子崎或ハ羽子木ニ作ル」と記す。また元禄三年(一六九〇)印旛いんば布鎌ふかま(現千葉県印旛郡栄町)の鈴木市右衛門の新開ともいう(稲敷郡郷土史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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