羽尺地(読み)はじゃくじ

精選版 日本国語大辞典 「羽尺地」の意味・読み・例文・類語

はじゃく‐じ‥ヂ【羽尺地】

  1. 〘 名詞 〙 羽尺反物大人の羽織一枚を作るために織り出された織物。ふつう鯨尺で幅九寸五分(約〇・三六メートル)、長さ二丈五尺(約九・四五メートル)内外

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百科事典マイペディア 「羽尺地」の意味・わかりやすい解説

羽尺地【はじゃくじ】

おとな用の羽織一枚を作るのに要する布地並幅(約36cm)で,長さは大体9〜11mだが,かつて作られていた中羽織や茶羽織用は6m前後。絵羽織用の布地は裁断し仮仕立てをして市販されるので,普通羽尺地とはいわない。
→関連項目織物反物

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