羽木村(読み)はきむら

日本歴史地名大系 「羽木村」の解説

羽木村
はきむら

[現在地名]本匠村因尾いんび

井上いのうえ村の西にあり、因尾川と同川支流小又こまた川の合流地点東に中心集落がある。郷帳類では因尾村の内に含まれたと思われる。享和三年(一八〇三)の郷村仮名付帳(佐伯藩政史料)では因尾村の枝郷とみえ、地内にはる宇曾河内うそかわちがある。江戸時代末期には因尾村と改称したと思われ、旧高旧領取調帳には因尾村とみえ高二九六石余、宇曾河内村の高一〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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