羽牛田村(読み)はぎゆうだむら

日本歴史地名大系 「羽牛田村」の解説

羽牛田村
はぎゆうだむら

[現在地名]宇都宮市羽牛田町

北は下反町しもそりまち村、東は川を境として下横田しもよこた村、西は雀宮すずめのみや村に接する平坦地で、飛地が各所に散在する。明治初年の字名に牛塚・塚廻り・塚田・上光坊などがある。近世初期から宇都宮藩領。慶安郷帳に田方二五〇石余・畑方五三石余とある。天明二年(一七八二)から同八年まで幕府預地となり、以後宇都宮藩領に復し、慶応二年(一八六六)より高徳藩領。正徳年間(一七一一―一六)の宇都宮領村々諸割物高付覚帳(五月女久五文書)では藁縄干葉納高一四五石余、山家萱付馬勤高一〇二石余、人足勤高二〇四石余、堰川除人足勤高三一七石余。享保元年(一七一六)の雀宮宿助郷高三一七石(「雀宮宿助郷帳」県立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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