羽田連立内閣(読み)はたれんりつないかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

羽田連立内閣
はたれんりつないかく

佐川急便からの巨額借金など金銭疑惑で突然辞意を表明した細川内閣の後を受け,新生党党首の羽田孜首班として 1994年4月に成立した連立内閣。細川首相の辞意表明後,連立与党内部では「新・新党」の成立をめぐり紛糾。しかしその後,連立与党の政権協議で羽田孜新生党党首 (副総理兼外相) を後継とすることで基本合意,4月 25日,羽田が衆院本会議で第 80代首相に選ばれた。だが,その直後に,新生,日本新党,民社,自由,改革の会など5党会派が新会派「改新」を結成したため,社会党は 26日未明,連立政権離脱。 28日に,社会,さきがけ抜きの少数与党政権として発足した。羽田内閣は,94年度予算を成立させただけで,社党の政権復帰を果たせず総辞職を選択せざるをえなかった。在職期間は6月 30日までの 64日間で,戦後2番目の短命内閣となった。

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