老ぬ門(読み)おいせぬかど

精選版 日本国語大辞典 「老ぬ門」の意味・読み・例文・類語

おいせ【老】 ぬ 門(かど)

  1. ( 「和漢朗詠集‐祝」に漢代の宮門である不老門をよみ込んで「長生殿裏春秋富、不老門前日月遅〈慶滋保胤〉」とあるところから ) 皇居の門を祝っていう。
    1. [初出の実例]「いくよろつおいせぬ門に月も日もめくるはおそくおもほえぬらん」(出典:言国卿記‐文明六年(1474)正月二二日)
  2. 年を取らないこと。長寿を祝っていう語。
    1. [初出の実例]「いづくにも老せぬ門をたてたらばあけむ年をもいとはざらまし〈賀茂政平〉」(出典:類従本嘉応二年実国歌合(1170))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む