老杜(読み)ろうと

精選版 日本国語大辞典 「老杜」の意味・読み・例文・類語

ろう‐とラウ‥【老杜】

  1. 中国盛唐の詩人杜甫異称。晩唐の詩人、杜牧小杜というのに対していう。
    1. [初出の実例]「最於老杜老坡二集、読之稔焉」(出典空華集(1359‐68頃)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の老杜の言及

【杜牧】より

…ことに七言絶句にすぐれ,〈江南春〉〈山行〉〈秦淮に泊す〉など人口に膾炙した作品が多い。後人は杜甫を〈老杜〉,杜牧を〈小杜〉と呼ぶ。《樊川文集》20巻が伝わる。…

※「老杜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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