老老(読み)ロウロウ

デジタル大辞泉 「老老」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろう〔ラウラウ〕【老老】

[形動タリ]非常に年老いたさま。よぼよぼ。
「景家が母、―として」〈盛衰記三一

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精選版 日本国語大辞典 「老老」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろうラウラウ【老老】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ひどく年を取ったさま。よぼよぼ。
    1. [初出の実例]「往往に老老大大なりとおもふも、渾身大なり、渾眼小なりと解会せり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)眼睛)
    2. 「景家が母、老々(ラウラウ)として庭に杖つき走出て」(出典源平盛衰記(14C前)三一)

おいおい‐し【老老】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 年寄りめいている。古めかしい。古風である。
    1. [初出の実例]「御まへなる人『おひおひしきまねし給ふ、なにする物』をくちひそむもしらず」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)

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