考え直す(読み)カンガエナオス

デジタル大辞泉 「考え直す」の意味・読み・例文・類語

かんがえ‐なお・す〔かんがへなほす〕【考え直す】

[動サ五(四)]
同じことをもう一度考えてみる。「始めから―・してみよう」
今までの考え方を変える。「今からでも遅くないから、―・せ」

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精選版 日本国語大辞典 「考え直す」の意味・読み・例文・類語

かんがえ‐なお・すかんがへなほす【考直】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. もう一度考えてみる。考え返す。
    1. [初出の実例]「何故と云ふ質問が出れば、今一応考へ直して見なければならん」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五)
  3. 今までの考えを変える。
    1. [初出の実例]「兄は何やら其理由を述べたいらしい気色を見せたが、すぐ考(カンガ)へ直(ナホ)したと見えて」(出典行人(1912‐13)〈夏目漱石〉帰ってから)

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