耳留む(読み)ミミトドム

デジタル大辞泉 「耳留む」の意味・読み・例文・類語

みみとど・む

耳とむ」に同じ。
「聞き置き給へるむすめなれば、ゆかしくて―・め給へるに」〈帚木

みみ・む

注意して聞く。聞いて心にとめる。
「何となく言の葉ごとに―・めて」〈右京大夫集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「耳留む」の意味・読み・例文・類語

みみ【耳】 留(とど・と)

  1. 注意して聞く。聞いて心にとめる。耳にとめる。
    1. [初出の実例]「なほきき見む人、眼とどめ、みみとどめ見ざらんやは」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む