耳留む(読み)ミミトドム

デジタル大辞泉 「耳留む」の意味・読み・例文・類語

みみとど・む

耳とむ」に同じ。
「聞き置き給へるむすめなれば、ゆかしくて―・め給へるに」〈帚木

みみ・む

注意して聞く。聞いて心にとめる。
「何となく言の葉ごとに―・めて」〈右京大夫集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「耳留む」の意味・読み・例文・類語

みみ【耳】 留(とど・と)

  1. 注意して聞く。聞いて心にとめる。耳にとめる。
    1. [初出の実例]「なほきき見む人、眼とどめ、みみとどめ見ざらんやは」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む