耳疾い(読み)みみとい

精選版 日本国語大辞典 「耳疾い」の意味・読み・例文・類語

みみ‐と・い【耳疾・耳聰】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]みみと・し 〘 形容詞ク活用 〙 聴覚が鋭い。ものを聞きとることがさとい。耳が早い。耳ざとい。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「大蔵卿ばかりみみとき人はなし。まことに、蚊のまつげの落つるをも聞きつけ給ひつべうこそありしか」(出典:枕草子(10C終)二七五)

耳疾いの派生語

みみと‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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