聖ペーター大聖堂(読み)せいペーターだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「聖ペーター大聖堂」の解説

せいペーターだいせいどう【聖ペーター大聖堂】

ドイツ南部のバイエルン州東部、オーバープファルツの中心都市レーゲンスブルク(Regensburg)旧市街の中心にそびえる大聖堂大戦被害を免れたレーゲンスブルクは1500もの歴史的建造物が残り、世界遺産に登録されているが、その中心的な存在がこの大聖堂である。バイエルン州を代表するドイツゴシック建築の代表でもある。この大聖堂が着工したのは1275年だが、尖塔以外が完成したのは1634年、尖塔の完成は1869年のことだった。聖堂内部には13~14世紀の色とりどりのステンドグラスがある。また、回廊に隣接する2つの礼拝堂は大聖堂本体よりも古く、一つは8世紀にも遡るといわれている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android