日本歴史地名大系 「聖眼寺」の解説 聖眼寺しようげんじ 愛知県:豊橋市下地村聖眼寺[現在地名]豊橋市下地町聖霊山と号し、真宗高田派。本尊阿弥陀如来。寺伝によると、もと吉祥(きちじよう)山の麓にあった天台宗寺院で、嘉禎元年(一二三五)下地(しもじ)の北村へ移って真宗に改め、慶長九年(一六〇四)に東海道沿いの現在地に移転。満性(まんしよう)寺・妙源(みようげん)寺(現岡崎市)とともに三河高田派三ヵ寺の一。天文五年(一五三六)の牧野成敏寄進状(聖眼寺古記録写)に「下地郷之内於本所方、弐拾貫文之地」とあり、二〇貫文の寺領を寄進されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by