聞き旧る(読み)キキフル

デジタル大辞泉 「聞き旧る」の意味・読み・例文・類語

きき‐ふ・る【聞き旧る/聞き古る】

[動ラ上二]何度も聞き慣れて珍しくなくなる。
「都には―・りぬらんほととぎす関のこなたの身こそつらけれ」〈続後撰・夏〉

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精選版 日本国語大辞典 「聞き旧る」の意味・読み・例文・類語

きき‐ふ・る【聞旧・聞古】

  1. 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙 聞きなれて、新鮮味がなくなる。何度も聞いて珍しくなくなる。
    1. [初出の実例]「都にはききふりぬらんほととぎす関のこなたの身こそつらけれ〈藤原実方〉」(出典:続後撰和歌集(1251)夏・一九一)

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