聞戯(読み)ききざれ

精選版 日本国語大辞典 「聞戯」の意味・読み・例文・類語

きき‐ざれ【聞戯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ざれ」はふざける意の動詞「ざる」の連用形名詞化 ) 面白半分に聞くこと。いいかげんに聞くこと。
    1. [初出の実例]「むべもむかしをとこは、『さをはうがつ、なみのうへのつきを。ふねはおそふうみのうちのそらを』とはいひけん。ききされにきけるなり」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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