精選版 日本国語大辞典 「聞猿」の意味・読み・例文・類語 きか‐ざる【聞猿】 〘 名詞 〙 三猿の一つ。両耳を手でふさいでいる猿の姿。「ざる」に「ない」の意を掛けて、聞こうとしない様子を示す。→三猿(さんえん)。[初出の実例]「中尊は、いは猿とて口をふたぎて有。わきたちは、み猿、きか猿(ザル)也」(出典:仮名草子・尤双紙(1632)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例