精選版 日本国語大辞典 「聞聞」の意味・読み・例文・類語
きく‐きく【聞聞】
- 〘 副詞 〙 ( 動詞「きく(聞)」の終止形を重ねた語 ) 聞きながら。聞きつつ。
- [初出の実例]「死ぬ死ぬときくきくだにもあひ見ねば命をいつの世にか残さむ〈源信明〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋三・七〇八)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...