デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源信明」の解説 源信明 みなもとの-さねあきら 910-970 平安時代中期の官吏,歌人。延喜(えんぎ)10年生まれ。源公忠(きんただ)の子。若狭(わかさ),陸奥(むつ)などの国守を歴任。従四位下。父とともに三十六歌仙にかぞえられ,勅撰集には「後撰和歌集」以下に23首はいっている。家集「信明集」に中務(なかつかさ)との贈答歌がおおい。天禄(てんろく)元年死去。61歳。【格言など】ほのぼのと有明の月の月影に紅葉吹きおろす山おろしの風(「新古今和歌集」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例