聰耳(読み)そうじ

精選版 日本国語大辞典 「聰耳」の意味・読み・例文・類語

そう‐じ【聰耳】

  1. 〘 名詞 〙 よく聞こえる耳。はや耳。転じて、よく理解する能力、賢い理解力をいう。
    1. [初出の実例]「開伶倫之聦耳顔子之敏心」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
    2. 「我政府元より聰耳を開通して万民の公望を明容し」(出典:条約改正論(1890)〈馬場辰猪原著、<著者>山本忠礼・<著者>明石兵太合訳〉)
    3. [その他の文献]〔荀子‐儒效〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む