聾の笠印(読み)つんぼのかさじるし

精選版 日本国語大辞典 「聾の笠印」の意味・読み・例文・類語

つんぼ【聾】 の 笠印(かさじるし)

耳の不自由な旅行者が、聾者だということを自分の笠に書いておくこと。また、その印。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)六「おのづから往来同国の人の目を慰め、被り行聾(ツンボウ)笠印は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android