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笠印 かさじるし

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世界大百科事典 第2版の解説

かさじるし【笠印】

笠標,笠験,笠符,笠璽,笠注とも書く。戦時,敵・味方識別のために,各自がつけた合印,目印。笠(兜の鉢の後ろの鐶(かん)や前立てにつけることが多い)に挿頭した目印であるので,かさじるしと呼ぶとされるが,語源は明確ではない。鎧の袖につけた袖印も,腰につけた腰差しも,おしなべて識別のための目印を笠印と称する。古くは《吾妻鏡》文治5年(1189)7月8日の条に,下河辺行平が先祖藤原秀郷の故実と称して,源頼朝に調進した甲冑の兜の後ろに笠標の簡をつけており,袖につけるのが尋常ではないのかとの疑問を持たれている。

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