肌を合わせる(読み)ハダヲアワセル

デジタル大辞泉 「肌を合わせる」の意味・読み・例文・類語

はだわ・せる

男女肉体関係を結ぶ。
しめしあわせる。ぐるになる。
「時に親方と―・せ、手形日付をとっと跡の月にして」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肌を合わせる」の意味・読み・例文・類語

はだ【肌】 を 合(あ)わせる

  1. 人々が心を合わせて物事にあたる。心を一つにする。はだえを合わせる。
    1. [初出の実例]「此惣兵衛とはだをあはせ、はがひに付てまはらっしゃれ」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)上)
  2. 良からぬことをするために、あらかじめ仲間同士で打合わせる。しめし合わせる。ぐるになる。腹を合わせる。
    1. [初出の実例]「時に親方とはだを合せ、手形の日付をとっと跡の月にして」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中)
  3. 男女が肉体関係を結ぶ。男女がいっしょに寝る。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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