肖え者(読み)アエモノ

デジタル大辞泉 「肖え者」の意味・読み・例文・類語

あえ‐もの【肖え者】

感化されて似ているもの。
妙法寺の別当大徳だいとこの、産屋うぶやに侍りける、―となむ嘆き侍りたうびし」〈常夏
似せたいと思うもの。あやかりもの。手本
「年ごろ持たせ給へりける(物ヲ)取り出でさせ給ひて、やがて―にもとて奉らせ給ふを」〈大鏡師輔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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