精選版 日本国語大辞典 「肖物」の意味・読み・例文・類語 あえ‐もの【肖物】 〘名〙 (「あえ」は似る意の動詞「あゆ(肖)」の連用形から) 似るべき目あて、標準となるもの。似せたいと思う対象。また、似ているもの。あやかりもの。※貫之集(945頃)七「天慶六年〈略〉わが昔よりようずるを、あえものに、けふばかりつけよと、おほせられてたまへりしかば」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報