肺動脈絞扼術(読み)はいどうみゃくこうやくじゅつ(その他表記)pulmonary artery banding

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肺動脈絞扼術」の意味・わかりやすい解説

肺動脈絞扼術
はいどうみゃくこうやくじゅつ
pulmonary artery banding

肺動脈の絞扼によって肺血流量を減少させ,肺血管病変の進展を防ぐ姑息的手術をいう。開胸して合成繊維布で肺動脈幹に狭窄部分をつくる。うっ血性心不全や呼吸器感染を繰返し,体重増加がみられず,根治手術が困難と考えられる重症の乳幼児心室中隔欠損症に対して行われる。ほかに,心室中隔欠損合併の肺血流量の多い完全大血管転位症,両大血管右室起始症などの乳児にも応用される。 1952年,W.J.ミュラーによって考案された。

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