乳児（読み）にゅうじ

精選版 日本国語大辞典

にゅう‐じ【乳児】

〘名〙 生後一年頃までの小児。母乳またはそれにかわる粉ミルクなどで育てられる時期の子ども。ちのみご。嬰児(えいじ)。

※女工哀史（1925）〈細井和喜蔵〉一七「独逸に於ける富裕階級の乳児死亡率が」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

にゅう‐じ【乳児】

生後1年ころまでの小児。乳で育てられ、歩きだすまでの時期の子供。ちのみご。
[類語]赤ん坊・赤ちゃん・ベビー・みどりご・嬰児・赤子・乳飲み子

出典　小学館

百科事典マイペディア

乳児【にゅうじ】

新生児期以後１年までの小児。前半期はおもに乳汁で保育され，身体発育が著しい。母体からの免疫が残っているが，外界適応力はなお弱い。後半期は乳汁のほか離乳食で保育される。精神発達が著しい。母体からの免疫が消失するにつれ自ら免疫を獲得する。

出典　株式会社平凡社

日本大百科全書(ニッポニカ)

乳児
にゅうじ

→乳児期

出典　小学館　日本大百科全書(ニッポニカ)

栄養・生化学辞典

乳児

　1歳未満の子供．

出典　朝倉書店

世界大百科事典内の乳児の言及

【年齢】より

…そのいくつかを年齢順に列挙すると次のとおりである。(1)満1歳未満　児童福祉法では乳児とし，その福祉施設として乳児院が設けられている(37条)。(2)満3歳以上　学校教育法では幼稚園の入園資格が与えられている(80条)。…

※「乳児」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社