重症(読み)ジュウショウ

デジタル大辞泉 「重症」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょう〔ヂユウシヤウ〕【重症】

病気や、その症状がおもいこと。また、おもい病気・症状。比喩的にも用いる。「今度の失恋は相当重症らしい」⇔軽症
[類語]大病重病重患大患

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重症」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐しょうヂュウシャウ【重症】

  1. 〘 名詞 〙 病気やけがなどの重い症状。また、重い病気やけが。比喩的に、好ましくないひどい癖や性格にもいう。⇔軽症
    1. [初出の実例]「己哉、観理度に過ぎ、進修節を失して、終に此の重症を発す」(出典:夜船閑話(1757))
    2. 「母は、小児の病気を、重症と思ひ、悲めるなり」(出典:小学読本(1873)〈榊原芳野〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android