待ば甘露の日和あり(読み)まてばかんろのひよりあり

精選版 日本国語大辞典 「待ば甘露の日和あり」の意味・読み・例文・類語

まて【待】 ば 甘露(かんろ)の日和(ひより)あり

(「甘露」は中国伝説王者仁政に感じて天が降らせる甘味の液のこと) じっくりと落ち着いて待っていると、甘露の降るような日和があるの意。待っていれば良い時機が到来する。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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