最新 地学事典 「胚種説」の解説
はいしゅせつ
胚種説
germ theory
生命にはその基になるものがあり,これが世界に広まっていて,生物をつくるという考え。基になるものは,物質的粒子と考えたり,非物質的で目に見えないものと考えたりした。この考えはG.W.Leibnizの単子論に関係している。C.Bonnetは生物の発生が生殖細胞中の胚種によって展開される(前成説)といい,J.ビュフォンは自然の発展する過程を不変性の微小部分(有機分子)の組合せの変化によるという。
執筆者:小林 巌雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

