胡瓜遣(読み)キュウリヅカイ

デジタル大辞泉 「胡瓜遣」の意味・読み・例文・類語

きゅうりづかい〔きうりづかひ〕【胡瓜遣】

滑稽本。2冊。仮名垣魯文かながきろぶん著。明治5年(1872)刊。「窮理図解きゅうりずかい」をもじり、開化期の世相を描く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胡瓜遣」の意味・読み・例文・類語

きゅうりづかいきうりづかひ【胡瓜遣】

  1. 滑稽本。仮名垣魯文作。明治五年(一八七二)刊。開化期の世相を描いた際物(きわもの)で、題名福沢諭吉の「窮理図解」をもじったもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android