胡瓜遣(読み)キュウリヅカイ

デジタル大辞泉 「胡瓜遣」の意味・読み・例文・類語

きゅうりづかい〔きうりづかひ〕【胡瓜遣】

滑稽本。2冊。仮名垣魯文かながきろぶん著。明治5年(1872)刊。「窮理図解きゅうりずかい」をもじり、開化期の世相を描く。

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精選版 日本国語大辞典 「胡瓜遣」の意味・読み・例文・類語

きゅうりづかいきうりづかひ【胡瓜遣】

  1. 滑稽本。仮名垣魯文作。明治五年(一八七二)刊。開化期の世相を描いた際物(きわもの)で、題名福沢諭吉の「窮理図解」をもじったもの。

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