胡麻津留村(読み)ごまづるむら

日本歴史地名大系 「胡麻津留村」の解説

胡麻津留村
ごまづるむら

[現在地名]大分市廻栖野めぐすの 胡麻鶴ごまづる

七瀬ななせ川流域にあり、東の木上きのうえ村から肥後街道が通じる。西は廻洲めぐす(現野津原町)、南は塚野つかの村。江戸時代を通じて肥後熊本藩領。野津原手永に属した。寛永一一年(一六三四)の同藩豊後国郷帳に村名がみえ高三八九石余。正保郷帳によれば田高二〇一石余・畑高一八八石余、稙田わさだ庄に所属。茅山有り、水損所と注記される。「肥後国誌」によるとこの高は枝村の塚野村廻洲村を含めたもので、当村の高は一六七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 小村 開基 境内

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